長野県では、新しい 信州ブランド食材として地鶏の開発に取り組み、ついに新品種の地 鶏が生まれました。父鶏に歯ごたえがあり、最もおいしいという「シャモ」を、母鶏に歯ごたえとコクに定評のある「名古屋種」を用いたもの。黄金に輝く色から、料理研究家の服部幸應さんが「信州黄金シャモ」と命名しました。

広い鶏舎でブロイラーの3倍もの時間をかけてのびのび、ゆったりと育てられます。多くの人においしく食してもらえるよう、生産基盤の拡大化、独自の飼育方法や飼育技術の確立を進めています。従来の地鶏より小さいですが、身体は丈夫で性格も穏和なので飼育しやすい鶏です。 

地鶏ならではの歯ごたえがある食感、ジュワッと肉汁があふれる深い美味み、そして噛むほどに増す豊かな風味と3拍子揃っ た鶏肉です。脂肪分控えめでヘルシーなため、後味もさっぱり。うまみ系アミノ酸のアスパラギン酸、グルタミン酸、甘味系アミノ酸のセリンの含有率が高いこ とも、信州黄金シャモの美味さの秘密です。

信州黄金シャモの受賞
食肉通信社主催の「2007食肉産業展「銘柄鶏・地鶏」食味コンテスト」において、最優秀賞に選ばれました。